ご葬儀全般を通して、ご遺族の方々に失礼のないようにご葬儀参列時のマナーを解説します。
(地域や宗派により異なる場合があります)
遠方にお住まいの近親者は、できるだけ早く駆け付け、故人様とのお別れをします。
ご遺族は、葬儀日取りを決めるにあたり、親族の到着予定を踏まえ検討しますので、知らせを受けましたら到着日時を知らせるようにしましょう。
親友や知人もすぐに駆け付けましょう。
故人様とあまり親しくない場合(職場関係者など)は、死去直後の弔問は避け、通夜や葬儀のときに弔問するようにします。
ご近所に不幸があった場合は、長居はせず玄関先で辞去することをおすすめします。
その場合は代理の人に弔問してもらうか、弔電を打っておきます。
訪問できるようになったら弔問にうかがいます。
本人に連絡がとれない場合は、ご家族・同僚が代理で弔問に出向くか、弔電を打つなどして弔意を伝えます。
本人が出産間近であったり、身内の結婚式などの慶事が控えている場合は、ご葬儀への参列を欠席し、代わりに弔電を打ちます。
(子供を亡くしたご遺族と同じ年頃の子どもを連れての弔問は控えましょう)
連絡先がわからないということもありますので、ご遺族に代わって友人や知人に連絡をしてあげることも重要です。
地味なら平服でも失礼になりません。
派手な化粧は避け、アクセサリーは外す等の心遣いをしましょう。
香典の金額に関しては、 故人や遺族と密接な関係であるほど高くなります。
また、金額や紙幣の数を偶数や4(死)、9(苦)の数字を避ける慣習があります。
葬儀後にお食事がある時は、少なくとも5,000円以上お包みしましょう。
香典に入れるお金は新札を避け、古いお札や新札を一度折り曲げたものを入れるようにしましょう。
昔は、会葬者が葬儀・葬式に出席する場合には、供物を持参するものでしたが、香典を包むのが一般的になり、現在では故人の近親者や勤先関係者、友人などが供物・供花を送るのが一般的です。故人さまに捧げるものですから喪主も贈る側になります。
供物・供花を送った場合は香典を包む必要はないのですが、実際には供物・供花を送った方でも香典を包むのが一般的になっています。
生花、花輪(花環)は地方によって使用しない場合もあります。また会場によって大きさが合わずご迷惑をおかけする場合もありますので事前に葬儀社へ確認してから出します。
お焼香は3回繰り返します。会葬者が多いときは1回だけでもかまいません。
故人さまの冥福を祈る気持ちが大切なので、回数の決まりはありません。
また、通夜に弔問するときは、線香をあげます。線香は1本手にとり、ろうそくの火を線香に移したら、
片手であおいで火を消して立てます。
線香を2本たくときは、香炉に1本ずつ離して立てますが、宗旨によっては、線香を寝かせる場合もあります。
地域や宗派により異なりますので、詳しくは会葬業者にご確認願います。
式場や葬儀時間の関係で、回し焼香が行われる場合があります。
自分の前に香炉が回ってきたら、先ずは香炉を盆ごと両手で受け取り、膝の前に置いて焼香をします。
もし、膝の前が狭く置けない場合は、膝にのせて焼香をします。
日本ではキリスト教の葬儀は献花が多くなっております。
一般的に、スタッフや信者から花を渡されたら茎を故人さま側に向けるように置きます。
通夜の知らせを受けた場合、時間と場所を確認します。
可能であれば開式10分くらい前には到着するようご準備いただきます。
ご遺族にお手伝いを頼まれた場合は、可能な限り断らずにお引き受けしましょう。
お手伝いをする方は、参列者側ではなくご遺族側となります。
黒白のリボン又は黒の腕章をつけるケースが多いです。
最近は小規模で行う葬儀も見受けられます。
「近親者のみで行います」といわれた場合は遠慮します。
どうしてもお参りしたい場合は、理由を述べて遺族の許可を得てからにいたしましょう。
本来「葬儀」は宗教儀礼、「告別式」は社会儀礼に分かれて執り行われていたものです。
葬儀式は故人さまを送る儀式であるのに対して、告別式は近親者・関係者皆でお別れをする場となります。
前半は葬儀式、後半は告別式とし、お経や作法を区別して行っているケースも多く見受けられます。
参列する場合、開式10分くらい前までには到着し、途中で退出せずに最後までお見送りするようにしましょう。
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